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柄巻きの画像
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柄巻師つかまきし
弥仙みせん平山 直弥ひらやま なおや

経歴

学生時代の武道経験から日本刀に興味を持ち、知人に柄巻師の先生を紹介してもらい修行を始める。
サラリーマンとして働きながら柄巻の修行をするという二足のわらじ生活を続け、コンクール入賞をきっかけとして柄巻師としての号「弥仙」を頂く。
その後は脱サラして本格的に柄巻師として活動中。

仕事内容

柄は形、鮫皮、糸の色、種類、巻き方など多岐にわたり、その組み合わせは無限大で同じ出来のものは2つとなく、どれも唯一無二のものです。
そんな無限の可能性の中からお客様のご要望にお応えし、お客様が望むものを制作することにやりがいを感じ、完成した柄に満足していただけるとこの仕事をしていて本当に良かったと思います。

職人になったきっかけ

きっかけというと難しいのですが、武道を通じた人との出会いが柄巻師になったきっかけと思います。
子供の頃から手を動かすことが好きで、よくプラモデルを作っていました。
漠然と何か物を作る仕事がしたいなと思っていたところに武道を通じてご縁があった知人から柄巻師の先生を紹介してもらい、 面白そうだなと思って始めてみたら見事にはまってしまいました。

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柄巻師とは

日本刀を持つところを「柄(つか)」と言い、それを作る職人を柄巻師といいます。柄は日本刀を操作する上で大変重要な役割を果たしており、 柄をより使いやすくするために施されるのが「柄巻(つかまき)」となります。柄巻は正絹、木綿、鹿革などいろんな素材で巻かれ、巻き方も多種多様でとても面白いです。
昔は完全分業制で柄巻師はその名の通り柄に巻きを施す職人でしたが、現代では朴(ほお)の木を削って柄下地を作る、柄に鮫皮を着せるということもしております。
柄だけでなく拵え全般を手掛けることもあり、業務の幅が広い仕事だと思っています。

柄巻の魅力

柄は刀装具、形、鮫皮、糸の色、種類、巻き方などとても多くの選択肢があり、その合わせは無限大で同じ出来のものは2つとなく、どれも唯一無二のものです。 そんな無限の可能性の中からどんな組み合わせなら良い柄になるかというのを考えて作り、イメージ通りに仕上がってくれたときは感動を覚えます。
あなただけのオンリーワンができるのが柄巻の魅力だと思っています。

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ここが見所

刀装具、柄下地、鮫皮、柄巻が組み合わさって柄が完成します。個々の仕事の素晴らしさを見るもよし、柄全体のバランスを見るもよし、拵え全体で見るもよし、いろんなところに見どころがあり一つに決められません。

今後の展望

柄巻師というのはあまり知名度がない仕事ですので、いろんな活動を通じて皆様に柄巻師という職業を知ってもらいたいと思っています。
現在はいろんなイベントに参加したり、実演をさせてもらったりしています。よろしければ是非会いにきてください!!

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あなたの日本刀の楽しみ方

私は名古屋で生まれ、名古屋で育ちました。この仕事を始めてから知った尾張の日本刀や刀装具に魅力を感じ、気が付いたら収集するようになっていました。郷土の品を通じて地元のよいところを再確認することができ、愛着がわいております。
皆様にも尾張の日本刀、刀装具を是非知ってもらいたいです。

その他

日本美術刀剣保存協会 外装技術研修 柄前の部 研修生 修了
日本美術刀剣保存協会 外装技術発表会 柄前の部 2021年度 優秀賞 など

柄巻師つかまきし
弥仙みせん平山 直弥ひらやま なおや

日本刀の柄の制作はもちろん、ハンドルやペーパーナイフなど、どんなものでも柄巻します!是非お巻かせください!!

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弥仙 https://tsukamakishimisen.com

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